嘔吐や下剤乱用から食事で注意すべきこと！

バナナ1本or野菜ジュース１本を摂りましょう！

嘔吐や下剤の使い過ぎで注意すべき点は、血中のカリウム濃度が下がってしまうことです。嘔吐や下剤の乱用は強制的に食べ物を排出させているため、体内の電解質バランスが崩れます。慢性的に行われると血中のカリウム値が下がり、けいれんなど起こしやすくなります。過食後に代償行為が伴う方には、水分補給とカリウム補給をしましょう。

 

では、どのような食物が有効かと言いますと。果物や野菜などです。サラダなど単品メニューは、カリウム補給には有効ですが、体のエネルギー源とはならないため、野菜ジュースなど濃縮されたもの効率よくカリウムを補えるでしょう。

 

さてお勧めは果物（バナナ）です。

 

特にバナナはカリウムが豊富で糖質も含まれており、1本約100kcal程度ゆえカロリーが気になる方には適しているでしょう。また、柑橘類（ミカンやキウイフルーツなど）もカリウムは豊富ですが、酸味があり嘔吐後翌日の胸やけ症状を助長します。果汁ジュースも酸味の強いものは控えましょう。