過食を防ぐお勧めの間食

強い空腹感を和らげる方法として「バターを塗った全粒粉パン」を食べることをお勧めします。

過食症の症状として、強い空腹感があります。また過食になるのを恐れて食事を抜くことも良く見られる症状です。食事を摂らないと体内でのエネルギー源であるグリコーゲンが枯渇します。よって脳内でエネルギー補給の指令が出るのです。この時に食べ物を摂らないと食べ物のことばかりを考えてしまいます。

さて過食症の食事対応として3食以外に間食を勧めていますが、菓子類はエネルギー量が多く腹持ちの悪い物ため不向きです。

そこで腹持ちが良くエネルギーも摂れる「全粒粉パン＋バター」がお勧めです。

全粒粉のパンとは、小麦をまるごと粉にしたものです。（ちなみに食パンは小麦を精製し作ったパン）消化時間も食パンより長いため腹持ちも良く、低GI（血糖値の上がり方が緩やか）さらに食感も硬めで、よく噛まないと食べられないため食べ過ぎ防止にもなります。少量しか食べたくない場合は、全粒粉パンにバターを塗ることでカロリーアップになります。食事が怖くて摂れない場合は、パン1個から始めてみましょう。