初めての方へ
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ご挨拶
はじめまして。
食事カウンセラーの佐藤 剛と申します。
この度 食事とこころの両方からアプローチをする食事カウンセリングルームを立ち上げました。
臨床経験を通じての一つの疑問
私は、これまで25年以上に渡り病院の管理栄養士として多くの方々の食事相談を担当して参りました。医療現場での栄養相談は、クライアントの食事上での問題点や改善方が中心となります。その中で、私には一つの疑問が浮かんできたのです。
「食事知識や対処方法はご理解されているのに、どうして元に戻ってしまうのだろうか?」
「食事管理が良い時と悪い時が続くのだろうか?」
クライアントより学ぶもの
この疑問の答えを見つけることができたのは、一人のクライアント女性の言葉だったのです。
「先生は、食事のことは理解できても私の心の問題は理解していないでしょう」
ハッとした言葉でした。私はこの方の食事の問題点は分かっていましたが、こころの状態までは気づいてはいなかったのです。この方は、職場でのストレスが大きく、ストレスの発散を過食に置き換え、過食をした翌日は気分が落ち込むといった状況にあったのです。
それからの食事相談は、食事記録と一緒に日常のストレスの記録もお願いをし、どのような時は食事管理ができそうか?を一緒に考え進めていきました。カウンセリングを取り入れた相談開始から、半年程度で徐々に食事管理が可能になり、一年後には自己管理が可能となったため栄養相談が終了となりました。
エモーショナルイーティング(感情的摂食)
このクライアントのように、心の影響で食べ過ぎてしまったり、ストレスを強く感じ食欲
が無くなることを 「エモーショナルイーティング(感情的摂食)」と呼びます。
誰でも、嫌なことがあるとやけ食いや美味しいもの食べることで忘れようとすることは、よくあることです。自分でコントロールができる範囲では問題となりませんが、習慣化すると過食症や拒食症などの摂食障害を招くこともあります。人はストレスを感じると「コルチゾール」というストレスホルモンが放出されます。このコルチゾールは過剰に放出されると甘いもの、辛いもの、油っぽいものを食べたくなります。まさに食とこころの状態はつなげっています。
あなたもこのようなことで悩んでいませんか?
- 嫌なことがあれば、過食をしてしまう
- 一日中食べ物のことで頭がいっぱいになる
- 過食後に嘔吐や下剤を使用し、罪悪感が止まらない
- 食べることに楽しみや喜びを感じられない
- 自己肯定感が低い
私の想い
もし このようなことでお悩みの方は、一度 私のカウンセリングルームに相談してみませんか?一人で悩んでも解決できないこともあります。頑張っていても方向が違うこともあります。ストレスが多い現代社会だからこそ、食を整え心を豊かにし本当の意味での健康を一緒に考えましょう。
食事カウンセラー 佐藤 剛
プロフィール
佐藤 剛(さとう つよし)
1966年4月、東京都小平市生まれ。
専門学校卒業後、調理師として西洋料理店で修業を積む。その後、食事と栄養に興味を持ち、社会人より栄養専門学校に入学、卒業後は栄養士として急性期病院に勤務。管理栄養士資格を取り臨床栄養を学ぶ。27年間臨床現場での栄養管理を行い、これまでに5000名以上の栄養相談を担当。
また、これまでの経験から、栄養相談には「心のケア」の必要性を感じ、2021年メンタル心理カウンセラーの資格を習得。現在も病院の管理栄養士として、食とこころの両方からのアプローチで食事相談を行っている。
今後の抱負は、単に栄養学的知識を伝えるだけではなく、その方のこころの問題点や悩みを一緒に考えることで、こころから安心できる場所を見つけ支えていくこと。
【資 格】
- 管理栄養士
- JADP認定メンタル心理カウンセラー
- 人間ドック健診情報管理指導士
- 調理師